アキチャレ - 秋田市 起業・創業支援ポータルサイト

コンタクト 秋田市

起業・創業事例紹介

合同会社more(情報サービス業(介護関連))

合同会社more(情報サービス業(介護関連))

秋田県の介護施設情報を発信するポータルサイトの開設

写真 会社名 合同会社more
所在地 秋田市広面
代表者 代表社員 工藤 愛
創業年月 2017年5月
会社HP http://akita-more.co.jp/

事業内容

  • 秋田県の介護施設の情報を掲載するポータルサイトの運営
  • 介護関連イベントの企画・運営

HP写真

創業したきっかけ

私は、事務系専門校を修了後、全く無知の状態で介護業界に飛び込みました。

それまでのデスクでの学習とは違う、アクティブな環境を楽しみながら介護を学び、提供してきました。しかし、HPの重要性や顧客満足を学んだ学生生活の机上論が全く通用しない介護現場の状況に対しギャップを感じることもしばしば。そして、利用者の方やご家族の方から「情報がない」「分からない」「忙しそうで聞けない」などという言葉を聞くたび、介護施設に関す情報の分かりやすいとりまとめが必要であると感じていました。

実際、自分もインターネットで「秋田 介護」と検索するも、上位に来るものは首都圏の大手企業による求人情報が大半であったことから、秋田の介護について調べたい時に玄関口となるべくポータルサイト立ち上げを考案。

その後、「この事業プランに無理はないか?秋田県の方にお役に立つことができるのか?必要としていただけるのか?」ということを確かめたく、「あきたビジネスプランコンテスト2016」に出場。そこで、グッドプラン賞を受賞したこと、さらに秋田市の創業支援補助金の交付決定に後押しをいただき、創業に至りました。

 

創業時の問題とその克服

  • 資金の問題

→秋田市創業支援補助金の交付をいただく
→日本政策金融公庫より融資を受ける

  • 知名度・信用度の問題

→県外の同様事業者の方へアドバイスをいただく
→早い段階で地元紙に取り上げていただいた
→営業活動・紹介していただく

 

創業に役立ったこと・協力してもらった人

  • 秋田市貿易振興課の皆さま、秋田市創業支援補助金
    →女性枠を活用させていただき金銭面での負担がだいぶ減りました。
    →何度も資金面の計画の修正やアドバイスをいただきました。
  • あきた企業活性化センターの皆さま、あきたビジネスプランコンテスト
    →ビジネスプランコンテストへの応募をきっかけに、創業計画書の修正・プレゼンテーションをすること、その後に専門家派遣の利用などでお世話になりました。
  • 知人・友人
    →事業のアドバイス、自分にはない人脈で他の方にご縁をいただきました。
    →SNSなどで一緒に情報を発信してもらい、周知の幅が広がりました。
  • 保育園・家族
    →在職中の準備期間、退職後の創業までの準備期間、事業に理解をしてもらい、各所で協力をしてもらいました。身近な方の理解が不可欠だと痛感しました。この場をお借りし、ご協力・ご指導を賜りました皆さまに厚く御礼申し上げます。

 

今後の課題・目標

  • 施設情報の充実・契約

→必要な情報を必要な時に調べていただけるよう、情報の充実を図ります。

→将来的に、秋田県全土の介護施設情報を網羅するものに成長させていきたいと考えています。

→秋田県では介護ポータルサイトが運営主体の企業はありません。また、HPがあるのに、対価を払ってインターネットでの情報発信をすることに、なかなか必要性を感じていただくことができずにおります。しかし、他県ではすでにそれがスタンダードとなり活用されている事例もあること。実際に、介護現場で働いた人間が必要と感じたこと。高齢化日本一の秋田が今後迎えるであろう介護業界の局面をお伝えすることで、事業の拡大をはかっていきたいと考えています。

  • 利用者・家族・人材が「選ぶ」事をスタンダードに!

→利用者・家族は、介護保険制度・サービスが複雑かつ多様であるがため、何らかの形で選択肢をもらいそこから介護サービス選ぶというのが、現在多いケースです。しかし、自身・家族の事が伝わりきっておらず、サービスに満足できていない方がおられることがあります。自ら情報収集できる環境をポータルサイト上に整えそれがスタンダードになるよう尽力していきたいと考えています。
→介護施設の抱える問題に人材の定着・確保・育成などがあります。採用に至るも、実際の環境とイメージのミスマッチから定着に至らないケースも多くあります。「働く環境を応募前にイメージできる」ことでミスマッチが減ると考えています。

  • 秋田県内の介護の質の向上。

→施設の情報が同じサイト上で“見える化”されることで、介護業界の活性化さらには、介護の質の向上へとつながると考えています。インターネットという全世界に発信可能なツールを活用し、「高齢化日本一の秋田が日本一高齢者が暮らしやすい秋田」になるよう、努力していく所存です。

  • あきたの介護に関わるすべての方へ活用してもらいたい。

→介護保険制度を利用したサービス以外にもたくさんの福祉サービスがあります。それに取り組まれている方、必要とされている方の情報を提供したいと考えています。

これから創業される方へのアドバイス

私が事業化のため、最初に掲げた目標は「生命線が短いから、20代のうちに起業する」という、本当にアバウトなものでしたが、「それなら、寿命が来なければできる!」と考えたため、それを最初の目標にし、そのために何が必要か、どんな行動をするべきか逆算して30歳の誕生日2週間前ではありましたが、創業に至りました。

1歳の娘の育児をしながらの起業準備は「大変でしょう?」といわれることもたくさんありましたし、「市場規模の割に採算性が悪い」というお言葉は、何度言われたことか分かりません。しかし、「できる」「やりたい」「楽しい」という気持ちに背中を押され、今に至ります。

そして、今は「創業」したという事実がさらに背中を押してくれています。なかなか契約に至らず、不安になりそうな事もありますが、信じるのは自分ですし、やりたいと思って創業に至った気持ちを忘れずに取り組もうと思っています。

「夢」は逃げませんし、その実現のために「応援」してくれる人・機関もあります。創業間もない私ですので、自分へのメッセージでもありますが、行動は必要です。行動することで、夢や目標が近づくと思います。